TeaParty ~紅茶のお茶会~

『音色のお茶会』

「愛し」

 好きで好きで大好きで。
 こんなにも誰かを好きになったことなど初めてで、想いはあふれて止まらなくなった。

 顔を見たくて声を聞きたくて。
 考えるだけで心が切なくなって、だが同時に心がとてもあたたかくなることを知った。 

 逢いたくて逢いたくて逢いたくて。
 たった一人が心の中を占領し、強く想い焦がれて心が揺らされることを嬉しいと思う。

 傍にいたくて触れたくて抱き締めたくて。
 この腕の中に閉じ込めて、誰にも触れさせたくないし、絶対に手放したくなんかない。

 愛しくて愛しくて愛しくて。
 心から愛おしくて大切だと思える存在に出逢えたことを、本当に幸せだと俺は思った。



2013.1
拍手第16段その5。
愛し(をし)…大切に思い、愛している。

拍手恒例のポエム仕様。
どちら目線でもと思いながら、たぶん月森君よりです。
ちょっぴりタイトルに振り回されました^^;

というわけで、ちりぬるを、でした。
珍しく全部両思い設定になりました。
全部甘くはならなかったですが…。