TeaParty ~紅茶のお茶会~

『音色のお茶会』  もしもシリーズ~蓮梁編~

梁太郎の場合〔梁太郎と香穂子編〕

「土浦君って、割と普通に絵文字使うよね」
「まぁ、決まったのをいくつかって感じだけどな」
「ハートとか、使ったりする?」
「あんまり使わないな」
「あんまり、ってことは使わないわけでもないんだ?」
「つっこむなよ…。まぁ、使ったことがないわけでもないけどな」
「ごめんごめん。でも、どんなときに使ったのか気になる」
「どんなときって、それは…。言えるわけがないだろうが」
「やっぱりダメか。でも、普通に使っていたら、そんなに特別じゃなくなるんじゃない?」
「そうかもしれないけど、キャラじゃないだろう」
「んー、それはそれでありだと思うけど。ギャップ萌えとか」
「萌えって…。それに普通になったら今度は特別にしたいときに困るじゃないか」
「あ、それもそうか。っていうか、特別にしたいメールってあるんだ」
「まぁ、本当に伝えたいことはメールじゃなくて直接伝えるのが一番だけどな」
(あ、月森君の考え方と同じ…)
「うん。そうだね」
(二人ともお互いに対する気持ちは素直なんだなぁ)



肝心なところは微妙にスルーされたけどね
2013-2014
梁太郎と香穂子の会話。
梁太郎は蓮のハート&その他諸々攻撃に仕返ししてやろうと
ハートを使うものの、やっぱり恥ずかしくて自爆してると思います。