『音色のお茶会』 もしもシリーズ~蓮梁編~
それってあると思う?
「月森君は土浦君と付き合っているんだよね」「その質問にはすでに答えたはずだが」
「そうだよね。間違っていないよね」
「今更どうしたんだ。君はコンクールで話をするようになる前からそのことは知っていたんだろう」
「そうなの。二人のことは有名で、みんな知ってるんだって思っていたのに…」
「まさか、知らない人が居たから確認しにきたのか?」
「実はそのまさかなの」
「だが、学院中の全員が知っているわけではないだろう。知らない人がいても当然だ」
「でも、リリが知らなかったなんて信じられないと思わない?」
「リリが? …知らなかったのか?」
「そうみたい。そういえば土浦君をコンクールのメンバーにしようとしていたときも…」
「俺の言葉の意味をわかっていない感じだったな」
「でも、普通、気付くよね?」
「いや、俺も敏いほうではないからなんとも言えないが…」
でもやっぱり気付かないわけないと思う…
2010.1.26
蓮と香穂子の会話。
前の話からの続きで。
蓮もきっと第三者だったら気付いていないんだろうなぁって
そう思ったらこんな会話が思い付きました。
蓮と香穂子の会話。
前の話からの続きで。
蓮もきっと第三者だったら気付いていないんだろうなぁって
そう思ったらこんな会話が思い付きました。