TeaParty ~紅茶のお茶会~

『音色のお茶会』  もしもシリーズ~蓮梁編~

質問タイム

「ねぇねぇ、土浦君。土浦君って月森君と付き合っているんだよね?」
「な、なんだよ、藪から棒に」
「月森君は速答だったのに…」
「蓮に聞いたんなら俺に聞く必要はないだろうが」
「細かいことは気にしない、気にしない」
「答えがわかっていることを聞いて楽しいのか」
「うん」
「速答だな…」
「で、付き合ってるんでしょ?」
「あぁ」
「今度は速答だ…」
「事実を隠す必要はないだろ」
(言わなさそうなタイプだと思ったのに、なんか惚気られちゃったのかも…)



さすがに知らない奴にまでは言わないけどな
2008.12.1
梁太郎と香穂子の会話。
香穂子はお互いにちゃんと憶えている小学校の同級生設定です。
でも小学校卒業後~高校入学までは交流なし設定で。
本文ではないところでぽつぽつと設定を明かしています…。