『音色のお茶会』 もしもシリーズ~蓮梁編~
出会い
蓮
入学式の日に、まるで教室の入り口を塞ぐかのようなその後姿に、揺るぎない意志の強さを感じて目を奪われた。思わず邪魔だと言ってしまったのは、自分の気持ちを隠すための言い訳だったのかもしれない。
梁太郎
入学式の日に、これから3年間通うことになる通学路で見かけたその後ろ姿は、やけに姿勢が良くて目に留まった。まさか、教室でもその後ろ姿を見ながら授業を受ける毎日が待っているとは思わなかったけれど。
後ろ姿を見たときには、すでに恋に堕ちていた…
2008.11.27
恋には堕ちたようですが、自覚はまだしてないと思われます。
なので目が合った瞬間は、きっとにらみ合いだと思います。
恋には堕ちたようですが、自覚はまだしてないと思われます。
なので目が合った瞬間は、きっとにらみ合いだと思います。